こんにちは。
9月になりましたね。
ワタクシ的には9月、という響きは「夏が終わったな」と思わせます。
実際はまだもう少し暑いし、(昨日カッパを着てクソほど蒸し暑い中、重い荷物を持って背負って汗だくでお店まで戻ったのは地獄であった、、、)しかも夏は好きではないのですが、夜の虫の音を聞いたりすると、やはり少しのサミシサはありますね〜
大きめの台風が来るようですね。1週間くらいかけて北海道まで日本海側を北上する、ようなことを今朝、天達さんが言っておりました。
雨風の被害が少ないことを願うのはもちろんですが、また魚の値段が高騰しますね、、
今もうすでに、前回の台風くらいから魚がすごく高くて困っています。
刺身盛り合わせの魚を5種揃えていましたが、最近は4種にしています。
魚の単価と相談しながら、その日あるものをなんとか買う、といった感じです。
こういう時にいつも思うのはお寿司屋さんが本当に大変だろうな、ということです。
まさか4種というわけにはいきませんからね。少なくとも20種くらいは揃えるでしょうか?
完全予約制のお店ならその日その分を仕入れてロスも少ないでしょうが、問題は町寿司です。(予約は別として)その日にならないと来るか来ないか分からないお客様を、来る前提で20種のネタを揃え、来ないとロスになってしまうし、来ても原価が高い分利益は薄い、、
適当な冷凍を使う、しょーもない町寿司は論外として、高級店に全く引けを取らないネタを入れているところは本当に大変だと思います。
※四谷三丁目N様、牛込柳町K様、etc、、
魚を獲る漁師さんも燃料の高騰で大変だし、卸し、小売含めて魚屋さんも薄利で頑張ってくれています。
上記のお寿司屋さん始め、良心的なお寿司屋さんにはしっかり利益を出していただきたい、、(僭越ですみません、、)
そのためには確実に値上げが必要です。
順を追うと、最近の飲食店の値上げはそりゃ当たり前だよね、という話しですので、(値上げしてないところは、自らの利益が圧迫されてでも、お客様に還元している超スーパー良心店か、単純に計算が出来ていないかどちらか)
マァ、魚だけに限った話しでは無いのですけどもね。
ある人気立ち食い蕎麦屋さんが、やはり原材料の高騰で、そば1杯の売値を20円上げたところ、それまで毎日来ていた常連のお客様がぱたっと来なくなった、という記事を読みました。
これは極端な例かも知れませんが、お客様の理解も間違いなく必要かなと。
「コスパ」という言葉がありますが、(ちなみにワタクシはあまり好きな言葉ではありません)
特に薄利の飲食店にとっては、「コスパが良い店」と思ってもらうために、めちゃくちゃな企業努力があることをお忘れなく!
ご時世的にも良いお店は残り、そうでないお店はどんどん淘汰されて無くなって行くことでしょう。
あぁ、コワイコワイ、、
尾