103野口くんのやや続編です
池尻大橋に一緒に飲みに行った前田君とは、前職の恵比寿の会社の和食の店舗内で、よく手伝いに来てもらっていました。
独特なヘアスタイル、サイドを刈り上げ、頭のてっぺんで髪を縛っていましたが、
久しぶりに会った彼は、坊主になっており、理由を聞くと、いや、薄くなってきちゃって、、
おそらくハゲとは無縁の私はうなずくことしかできませんでしたが、、
そんな彼は、今、出張料理人で生計を立てているということ。 以前よりフェイスブックで知ってはいたので、話を聞いてみたいなと思ったのが、そもそもの飲みのきっかけでした。
出張料理人の仕組みは、まず料理人が派遣元の会社に登録し、自分のプロフィールを作成、お客様が趣旨に合った料理人を選びます。
選んでもらったのち、趣旨(だいたいはお祝いごとが多い)や家族構成、キッチン周りの設備、予算などセッションを重ね、当日自宅へお伺いし、準備〜片付けまで行い、代金を受け取り、終了。
仕込みは自宅でするそう。彼は車の免許がなかったので、仕込んだものは手持ちで持参(免許は取ったので今後は車)派遣元の会社は大きく3社あり、マージンを会社により20%〜40%持っていかれる仕組みだそうです。
気に入ってもらえると、派遣元を通さず、直接依頼されることもあり、その場合は引かれる分ないですが、なにか事故が起こった際は全て自己責任。
派遣元での保険は食中毒が起きた時のみ。
話を聞くとなかなかリスキーかつ、原価や移動費など考えると全然儲からなくね?という仕事ではありますが、今後はよりプライム感を打ち出して行くということです。
前田君曰く、料理は一つの手段で、お客様の記念や思い出に残るような仕事をしたいのが一番で、それは絶対料理じゃなくてもいい、ということです。
いや、なかなか面白い時間でした。
頑張っている人の話を聞くのは本当にいい刺激になります。ホームパーティーや自宅でのイベントがある際は前田君紹介します!
前田君ありがとうございました!